<ピンクリボンライブエイド2019開催主旨>

33歳の時、がん検診を受診した。
もちろん、そんな告知を受けるとは夢にも思わない 自覚症状も一切無かった頃だった。 まさかの陽性反応。
目の前が真っ暗になり「癌=死」という恐怖でしばらく何も手につかなった。
まだまだやりたい事がいっぱいある! こんなところでくたばるわけにはいかない。 実際に入院・手術したのは、発覚して2ヶ月後。
身体中検査して他に転移もなく、子宮がんの摘出手術は無事成功。
翌月には退院となった。
術後の経過も良好で検診でも再発の可能性は無く、現在も元気で仕事や生活が出来る喜びをかみしめている。 毎日勢力的に活動し続けることが出来て、あの頃が嘘のような健康体でもある。
もしあの時がん検診を受けてなかったら…と思い起こすと、ゾッとする。
まさに検診によって「救われた命」と言っても過言ではない。
 
昨今、友人知人が命を落としてしまう訃報が届く。
検診を受けた方が良いのは分かっていながらも、恥ずかしさや怖さ、時間が無いなどの理由で受診せずに手遅れになってしまうようだ。
検診によって救われた命の重さを知った私は、 人間はいつも「死と隣り合わせ」なのだという意識が、 「今を精一杯生きようとする力」になったと感じている。
 
ここ京都祇園の地で「pick up」を開店して14年。
私一人でのチャレンジだったが、今を精一杯生きようとしているミュージシャン達やお客様、スタッフ達に恵まれて音楽や人生を共に楽しめる事が出来るようになった。 ここに紹介する「ピンクリボンの乳がん検診啓発運動」に賛同してくれたミュージシャン達は、 「pick up」が厳選したアーティストであります。
中には、私と同様の想いをされた方もいれば、未来のため今を精一杯生きようとしている若者もいます。
命の重さを伝える事。 啓発運動の根本はそこにあると言うことです。
ジャンルやスタンスは違えど、音楽を通して「今を生きる」ことをそれぞれが力強く表現し、様々なステージを繰り広げてくれることでしょう。
 
今年で6回目を迎えるピンクリボンライブエイド2019。
回を重ねる毎に、癌と向き合って来られた様々な体験談や、
現在進行形の治療中のお話しを聞かせて頂くことも多くなった。
それは決して他人事ではない。
どうか大切なひとのために。
そして大切な自分のために。
皆様のご来場をお待ち申し上げておりますとともに、
ピンクリボン京都の乳がん検診 啓発運動へのご賛同賜わりますよう心からお願い致します。
 

pickup 佐々木 慶子
 
ピンクリボンライブエイド2019
2018年9月27日(金)〜10月11日(金)
祇園pickupにて開催
大切なひと。
大切な自分のために。
音楽だから、伝えられることがある。
音楽だから、感じあえる。
音楽だから、わかりあえる。

 

pickupは『ピンクリボン京都』の乳がんの啓発活動を応援しています。


チケットお問い合わせ

pickupのHPのライブスケジュール&ライブご予約フォーム
又は
MAIL info@gion-pickup.com(要返信確認)
TEL 075-525-0595 (夜8時以降)
 
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